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低圧(50kw未満)の太陽光発電所費用はいくらかかるか?(2016)
低圧(50kw未満)の太陽光発電所はどれくらい儲かるの?では、20年間の事業を通してどれくらい儲かるかというお話をさせていただきました。
低圧(50kw未満)の太陽光発電所はどれくらい儲かるの?
これをお読みになって、太陽光発電所に興味を持たれた方もいらっしゃると思います。
固定価格買取制度(FIT)を利用すれば20年間は一定の金額の収入が見込めるとわかっていても 太陽光発電所費の設置にいくら費用がかかるかわからないと一歩足を踏み出すことがなかなかできません。
この時点で、太陽光発電所費の設置を躊躇する方もいらっしゃると思います。
今回は、2015年度の導入価格を参考にして、2016年度では太陽光発電所費の設置にいくら費用がかかるかについて書いてみたいと思います。
経済産業省の調達価格算定委員会が出した27年度の太陽光発電システム価格
当たり前の話かもしれませんが、安いものより高いモノ方がいい太陽光発電システムを作ることが出来ると言えます。
しかし、それでは参考になりませんので、経済産業省の調達価格算定委員会が作成した資料が一つの目安になります。
今回は、それを参考にお話ししたいと思います。
http://www.meti.go.jp/committee/gizi_0000015.html#chotatsu_kakaku
この表にある、10-50kw未満の低圧連携が初期コスト、ランニングコストを抑えることができ、おすすめです。
50kw以上の場合、維持管理のランニングコストとして主任技術者への委託費用、年間数十万円が必要となります。このような理由から、個人で太陽光発電システムを作る際、多くの方は50kw未満を選択されます。
この表を見ると、10-50kw未満の場合kwあたり33.2万円となっています。50kw未満の低圧連携を行う場合、大抵の人は50kw未満ぎりぎりの49.5kwで太陽光発電システムを作ります。
先ほどの表にある価格というのは、太陽光パネル、パワコン、架台、工事費を含んだ価格になります。
49.5kwの場合は、試算すると1643.4万円となります。土地をお持ちの方であれば、上記の価格で太陽光発電システムを作ることができます。
しかし、ここに土地代は含まれませんので、土地の購入を考えておられる方の場合は、さらにこれに金額がプラスされることになります。
あくまでも、kwあたり33.2万円は参考価格です。
天候や地域によって基礎の対策が異なります
ここで注意していただきたい点は、各地域によって基礎工事等の対策が異なる為、この金額より高くなる場合もありますし、もちろん安くなる場合もあります。
例えば、天候の穏やかなところや、台風の多い九州や、雪深い東北や、地盤も凍ってしまう北海道などそれぞれに基礎の対策が必要になってきます。場所によっても違いますし、土地によっても大きく違うということが考えられます。
よくいろいろな太陽光発電システム関連のサイトを見ていますが、一括見積で多くの業者に一斉に見積依頼をできるサイトを見かけます。
こういったサイトでは、その土地の事や環境についてわからず見積もりを作成される場合が多いのです。注意しましょう!!
近隣で太陽光発電システムを導入された方に聞くのが一番
太陽光システムの価格について調べる際に一番いい方法は、近隣で太陽光発電システムを導入された方、友人などに聞くことです。
近隣の方、友人であればほぼ同じ環境内に、太陽光発電システムを作ることになると思いますので、大変参考になります。
近隣の方や、友人にその様な方がいらっしゃらない場合は、 太陽光発電ムラ相談所や、Facebookで各地に太陽光ムラ支部のコミュニティー作っていますので、同じ地域にお住いの方々に相談してはいかがでしょうか?
・ムラびと相談所
ムラびと相談所
・太陽光発電ムラの支部
太陽光発電ムラの支部
過積載に挑戦してみましょう
過積載とは「太陽光パネル合計出力」を「パワコン合計出力」よりも増やすことで発電量を増加させる手法です。
現在のルールでは、「パネルの合計出力」と「パワコン合計出力」のうち小さい方の値がその発電所の出力と見なされます。したがって50KW未満の低圧でも、パネルの出力を50KW以上に増やすことで実際の発電量を稼ぐことが可能です。
パワコンの出力49.5kwに対し、パネルの合計出力78.54KWで太陽光発電所を作られる方もいらっしゃいます。 この場合はだと、確実に発電量を稼ぐことができます。
過積載についても、見た目のkw単価が下がるので導入をお勧めします。
こちらの記事は、過積載に関して詳しく書いてあります。ぜひご覧ください!!
ソーラーフロンティアで収益をアップさせるテクニック1(過積載)
太陽光発電所を建てる場合、一番気になるのがどこからお金を用意すればいいかという事だとおもいます。そんな方にぜひお読みいただきたい記事をご紹介いたします。
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